大阪油化工業は、工場排水濾過装置メーカーのカイコーを全株式取得し、子会社化することを決定した。この取引により、カイコーの濾過精製技術や小型排水処理装置の設計ノウハウを取り込み、大阪油化の主力製品である蒸留装置の総合提案力を高め、中長期的な収益力強化につなげることが期待される。取得価額は非公表で、取得予定日は2021年1月29日となっている。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:大阪油化工業のカイコー買収は、同社の事業拡大戦略に合致するものであり、中長期的な成長につながると考えられる。また、カイコーの技術やノウハウを取り込むことで、大阪油化工業の競争力が強化されることが期待される。