大阪ガスが米国のシェールガス開発会社、サビンオイル&ガスを約650億円で買収することを発表した。これは日本企業として初めての米国のシェールガス開発会社の買収であり、年内に完了する予定。大阪ガスはこれをフリーポートLNG事業、発電事業に続く3本目の柱として育成する。サビンはテキサス州東部に広大な鉱区を保有し、年間約170万トン相当のガスを生産している。M&Aアドバイザーとしては、大阪ガスが海外での事業拡大を進める中で、エネルギー市場のグローバル化に対応するための重要な一手となると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。