大阪ガスが米国のシェールガス開発会社、サビンオイル&ガスを約650億円で買収することを発表した。これは日本企業として初めての米国のシェールガス開発会社の買収であり、年内に完了する予定。大阪ガスはこれをフリーポートLNG事業、発電事業に続く3本目の柱として育成する。サビンはテキサス州東部に広大な鉱区を保有し、年間約170万トン相当のガスを生産している。M&Aアドバイザーとしては、大阪ガスが海外での事業拡大を進める中で、エネルギー市場のグローバル化に対応するための重要な一手となると考えられる。