大日光・エンジニアリングが、民事再生法適用を申請した栃木電子工業のプリント配線基板製造事業を譲り受けることを決定した。栃木電子工業は業績悪化により事業再生が必要となった。大日光・エンジニアリングは新設した子会社を通じて事業を譲り受ける予定で、取得予定日は2019年2月28日。M&Aアドバイザーとしては、業績悪化による事業再生のニーズが高まっていることを踏まえ、事業再生に関する知見を持つ企業にとってはM&Aの機会が増えると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。