大和証券グループ本社は、関連会社の大和証券オフィス投資法人(DOI)を子会社化することを決定した。DOIが自己投資口を取得するため、大和証券グループ本社の所有投資口が現在の39.89%から40.55%に上昇し、実質支配力基準に沿って連結子会社として扱われる。DOIによる投資口取得期間は2021年2月24日から5月14日までで、子会社化は2021年3月8日に実施される予定である。
【M&Aアドバイザーのコメント】
大和証券グループ本社の子会社化は、関連会社との統合を進めることで、グループ全体のシナジー効果を高めることを狙ったものと考えられる。今後、大和証券グループは、不動産投資においてより一層の強化を図ることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。