塩野義製薬がUMNファーマを完全子会社化するためにTOBを実施することを発表した。買付価格は1株あたり540円で、買付期間は10月31日から12月12日まで。買付代金は最大66億5325万円で、買付予定数の下限は所有割合で35.72%。決済開始日は12月19日で、野村証券が買付代理人を務める。M&Aアドバイザーとしては、今後もバイオ医薬品メーカーのM&Aが増加すると予想されるため、市場動向に注目が必要となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。