商船三井は、米国子会社のITIの全株式を2社に譲渡することを決定した。株式49%を約1364億円で2023年1月に、残る株式51%を同2月に譲渡する予定である。譲渡先は明らかにされていないが、商船三井はコンテナターミナル事業の戦略見直しを進めており、今回の譲渡もその一環である。2022年12月27日には、株式51%の譲渡先がオーシャンネットワークエクスプレスのシンガポール子会社Ocean Network Express Pte. Ltd.であることが発表され、譲渡価額は約305億円であることが明らかになった。M&Aアドバイザーとしてのコメントは省略する。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。