出光興産と昭和シェル石油は2019年4月1日に経営統合することを決定した。出光が昭和シェルの全株式を株式交換によって取得し、完全子会社化する。株式交換比率は10月に決める予定で、12月に両社が統合承認のための臨時株主総会を開く。出光興産の社名は統合後も変わらず、グループの呼称は「出光昭和シェル」を用いる。M&Aアドバイザーとしては、両社の統合により、石油業界における競争力が強化されることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。