出光興産は、ENEOSの知多製造所の石油化学製品製造設備を取得することで合意したと発表した。出光興産は、パラキシレンの製造に関して国内で年産47万9000トンの製造設備を持っており、ENEOSから取得する予定の製造設備は年産40万トンの規模である。M&Aアドバイザーとしては、出光興産が新規設備を建設するよりも効率的な方法を選択したことは、賢明な決定であると言える。