倉元製作所は、ニューセンチュリー有限責任事業組合とスポンサー支援契約を締結し、総額7億円の第三者割当増資を実施することで債務超過を解消する見通しとなった。ニューセンチュリー有限責任事業組合は、倉元製作所株式51.01%を取得し、子会社化する。倉元製作所は液晶ガラス基板の加工事業を主力とし、競争力を失い債務超過に陥ったが、今回の支援により再生の道を模索することができる。M&Aアドバイザーとしては、倉元製作所の事業再生に向けたスポンサー企業の選定や、第三者割当増資の実施など、迅速かつ適切な対応が必要である。