住友理工は、フランス子会社の車両用防振ゴム製造会社SumiRiko Industry FranceとSumiRiko AVS Franceの全株式を現地ANVIS HOLDINGに譲渡することを決めた。両子会社は業績不振が続いており、譲渡価額は非公表。譲渡は2020年8月31日までに実施される。M&Aアドバイザーとしては、住友理工が業績不振の子会社を早期に手放すことで、経営資源の集中化を図り、事業の効率化を進めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。