住友商事は、チリのシエラゴルダ銅鉱山の保有全権益13.5%をSouth32に約578億円で譲渡することを発表した。譲渡先のSouth32はオーストラリア資源大手で、2022年3月までに譲渡完了を予定している。住友商事は、共同で参画していた住友金属鉱山も保有する全権益31.5%を同じくSouth32に譲渡することを決めた。M&Aアドバイザーとしては、住友商事が戦略的選択肢を検討し、資源開発事業の見直しを進める中で、この譲渡がその一環として行われたと考えられる。