住友化学がニューファーム傘下の南米4カ国の現地子会社を約700億円で買収することで合意した。南米は世界の農薬市場の約25%を占め、南米での農薬売上高が約3倍に拡大し、北米での売上高を超える。南米での農薬市場は一層の拡大が予想されている。M&Aアドバイザーとしては、住友化学が南米での強固な自社販売体制を築くことで、世界最大の農薬市場での競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。