住友不動産は、中国の子会社の全出資持ち分を合弁相手に譲渡し、譲渡価額は約456億円であった。子会社は大連市内で2800戸規模のマンション開発・分譲に取り組んでいたが、合弁相手から合弁解消の申し出があったため、譲渡に至った。
M&Aアドバイザーのコメント:住友不動産の中国子会社の譲渡は、合弁相手との関係改善のための戦略的な決断であると考えられる。今後、住友不動産は中国市場において、より効果的なビジネス展開を目指すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。