伊藤忠商事は、米国の住宅用構造材メーカーであるPacific Woodtech Corporation(PWT)に追加出資し、子会社化することを決定した。これにより、伊藤忠側の持ち株比率は75%に引き上げられる。この出資は、PWTがLouisiana Pacificの住宅用構造材製造事業を買収するための買収資金として行われる。大建工業は、2019年に伊藤忠傘下のPWTに51%を出資し、子会社化していた。M&Aアドバイザーとしては、伊藤忠商事が海外での事業拡大を進める中で、PWTの子会社化により、住宅用構造材市場における競争力を強化することが期待される。