伊藤忠商事は、米国の住宅用構造材メーカーであるPacific Woodtech Corporation(PWT)に追加出資し、子会社化することを決定した。これにより、伊藤忠側の持ち株比率は75%に引き上げられる。この出資は、PWTがLouisiana Pacificの住宅用構造材製造事業を買収するための買収資金として行われる。大建工業は、2019年に伊藤忠傘下のPWTに51%を出資し、子会社化していた。M&Aアドバイザーとしては、伊藤忠商事が海外での事業拡大を進める中で、PWTの子会社化により、住宅用構造材市場における競争力を強化することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。