九電工は中央理化工業の過半数の株式を取得し、子会社化することを決めた。中央理化工業は100年の業歴を持ち、消防・防災分野で強固な営業基盤を持つ。両社の営業・技術力を融合し、事業拡大を目指す。株式の取得割合や価額は非公表で、取得予定日は2021年9月22日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:九電工の中央理化工業の買収は、消防・防災分野での事業拡大を目指す戦略の一環として、両社の強みを結集する意義がある。今後は、両社の統合によるシナジー効果を最大限に引き出し、市場競争力を高めることが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。