丸紅は、英領北海油ガス田群を保有する子会社の全株式を譲渡し、英領北海における石油・ガス開発事業から撤退することを決めた。譲渡先は非公表で、譲渡価額も明らかにされていない。譲渡予定は2022年1月。丸紅は、2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指す「気候変動長期ビジョン」に基づき、事業構成見直しを進めている。M&Aアドバイザーとしては、丸紅の取り組みが環境に配慮したものであることを評価し、今後も環境に配慮したM&Aが増えることを期待する。