中部鋼鈑は、ベトナムでのプラント設備製作・据え付け工事を手がける子会社の全株式をソルテック工業に譲渡することを決めた。譲渡価格は非公表で、譲渡予定は2021年11月。この措置は、経営資源の選択と集中の一環で、国内における事業基盤整備の推進を基本方針に打ち出した現中期経営計画に基づくものである。
【M&Aアドバイザーのコメント】
中部鋼鈑のこの措置は、経営資源の選択と集中による事業基盤整備の推進を目的としたものであり、今後の事業展開に向けた戦略的な判断と言えます。また、ソルテック工業による譲渡により、ベトナム市場におけるプラント設備製作・据え付け工事の分野での競争力が高まることが期待されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。