三菱UFJリースと日立キャピタルが2021年4月1日に合併することを発表した。合併後の総資産は10兆円超となり、業界首位のオリックスに迫る。合併比率は三菱UFJリース1:日立キャピタル5.1で、日立キャピタルの1株に三菱UFJリースの5.1株を割り当てる。合併新会社の社長には三菱UFJリースの柳井隆博社長、会長には日立キャピタルの川部誠治社長兼CEOが就く予定。M&Aアドバイザーとしては、リース業界は新型コロナウイルスの影響で厳しい状況にあるため、経営基盤強化のための合併は妥当な判断と言える。