三菱UFJフィナンシャル・グループは、傘下の米地銀MUFGユニオンバンクの全株式を米地銀最大手のUSバンコープに売却することを発表した。売却価額は総額80億ドルで、2022年12月1日に完了した。売却により、三菱UFJは法人取引と投資銀行業務に経営資源を集中し、収益安定化を目指す。M&Aアドバイザーとしては、三菱UFJの戦略に合わせた資産の再編成が重要であると考えられる。