三菱UFJフィナンシャル・グループは、傘下の米地銀MUFGユニオンバンクの全株式を米地銀最大手のUSバンコープに売却することを発表した。売却価額は総額80億ドルで、2022年12月1日に完了した。売却により、三菱UFJは法人取引と投資銀行業務に経営資源を集中し、収益安定化を目指す。M&Aアドバイザーとしては、三菱UFJの戦略に合わせた資産の再編成が重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。