三菱HCキャピタルが、海上コンテナリース大手の米国CAIインターナショナルを約1219億円で買収することを発表した。買収完了は2021年7~12月を見込む。三菱HCキャピタルは、これによりコンテナ保有数が世界2位グループの規模となる。三菱HCキャピタルは今年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルが合併して発足し、新生・三菱HCキャピタルとして最初の本格的なM&Aとなる。M&Aアドバイザーとしては、今後も海上コンテナリース市場に注目し、競争力のある企業の買収に取り組むことが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。