三菱倉庫は、米国と英国の物流事業を手がけるCavalier Logisticsグループを子会社化することを決定した。Cavalier Logisticsグループは、バイオ医薬品やヘルスケア企業向けに特化した物流事業を展開しており、三菱倉庫はこれを通じて医療・ヘルスケア物流の事業拡大を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年8月1日。M&Aアドバイザーとしては、三菱倉庫が長期ビジョンに基づいて戦略的なM&Aを進めていることが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。