いなげやの子会社である三浦屋の全株式が、三菱商事傘下の投資ファンドである丸の内キャピタルに譲渡されることが決まった。三浦屋は東京・多摩地区を中心に8店舗を展開し、高級スーパーとして知られている。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2021年8月1日。三浦屋の製造事業は会社分割して、いなげや子会社のサンフードジャパンに移管される。M&Aアドバイザーとしては、丸の内キャピタルが三浦屋の商品力や地域性を活かし、中長期的な相乗効果を生み出すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。