三光産業が野菜調理器メーカーのベンリナーを全株式取得し、子会社化した。ベンリナーは世界30カ国で野菜調理器を販売し、海外売上高比率が7割を占める。取得価額は7億6800万円。M&Aアドバイザーとしては、成長分野の企業を取り込んでグループの事業規模の拡大につなげる戦略は妥当であり、既存のシール・ラベル印刷事業との相乗効果も期待できると考えられる。