三光産業が野菜調理器メーカーのベンリナーを全株式取得し、子会社化した。ベンリナーは世界30カ国で野菜調理器を販売し、海外売上高比率が7割を占める。取得価額は7億6800万円。M&Aアドバイザーとしては、成長分野の企業を取り込んでグループの事業規模の拡大につなげる戦略は妥当であり、既存のシール・ラベル印刷事業との相乗効果も期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。