三光マーケティングフーズ、海商の全株式取得で子会社化へ。水産事業の育成を狙い、2021年11月1日に取得予定。海商は鮮魚・魚介類、海産物の販売や加工業を展開し、すべての事業を承継する。業態や商品力の強化、新たな販路の開発に注力する。

三光マーケティングフーズが、民事再生手続き中の海商の全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価格は非公表で、取得予定日は2021年11月1日。海商は鮮魚・魚介類、海産物の販売を行っており、三光マーケティングフーズは水産事業の早期育成を狙っている。海商はマグロやその他の鮮魚の小売、卸売、加工業を展開しており、すべての事業を承継する。M&Aアドバイザーとしては、三光マーケティングフーズが水産事業の拡大に向けて積極的な動きを見せていることが注目される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。