三井松島ホールディングスが、送電線用架線金物製造の日本カタンホールディングスの株式50.06%を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は19億2700万円で、取得予定日は2022年5月9日。日本カタンは、送電線用架線金物の専業メーカーであり、将来的に底堅い需要が期待されている。M&Aアドバイザーとしては、三井松島ホールディングスが非石炭生産事業への積極投資を進める中、今回の子会社化は戦略的な意味があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。