三井松島ホールディングスが、ペットフード販売のケイエムテイの株式93.075%を取得し、子会社化することを決めた。ケイエムテイは健康素材を配合したペットフードを扱い、ペットブリーダーや動物病院、ペット愛好家などを顧客とする。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年4月1日。三井松島は非石炭生産事業へのM&A投資を進めており、今回の取得もその一環とされる。
【M&Aアドバイザーのコメント】
ペットフード市場は今後も拡大が見込まれ、健康素材を配合した商品に注目が集まっています。三井松島の今回の取得は、ペットフード市場に参入することで新たな事業領域を開拓する戦略の一環と考えられます。今後もM&A市場は活況を呈し、企業の成長戦略に欠かせない手段となっていくでしょう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。