三ッ星が、伸線受託加工の河南伸銅所の株式53.3%を取得し、子会社化した。河南伸銅所は、三ッ星の電線事業で約6割の細線加工を依頼する長年の取引先であり、業務運営の一体化により、生産体制の効率化や原価低減につなげることが目的。取得価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、三ッ星が長年の取引先を子会社化することで、製造プロセスの効率化や原価低減につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。