一六堂は、MBOで株式を非公開化することを発表した。八越がTOBを行い、柚原氏所有の非応募株式を除く全株式の取得を目指す。買付代金は約34億9000万円で、買付価格は1株につき515円。買付期間は2018年11月6日~12月18日。一六堂は、不採算店舗の撤退や新業態への取り組みなど中長期的な成長に向けた改革を実行するのが狙い。M&Aアドバイザーとしては、今後も飲食業界においてM&Aが活発化すると予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。