ワールドが神戸レザークロスの全株式を取得し、子会社化することを決定した。神戸レザーは婦人靴小売りを中心に、小売事業、卸売事業、OEM事業、木型製造、輸入事業などを手がける総合企業であり、靴職人を育成する靴学院も運営している。取得価額は6億4400万円で、取得予定日は2019年6月3日となっている。M&Aアドバイザーとしては、ワールドが婦人靴市場の変化に対応するため、事業構造の転換を模索する中で、神戸レザーの買収を決断したと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。