ワールドが子供服大手のナルミヤ・インターナショナルに対してTOBを実施し、所有割合を最大51.58%に引き上げることを発表した。買付価格は1株につき1230円で、買付予定数の上限は269万930株、下限は202万4600株に設定され、買付代金は最大33億900万円となる。ナルミヤはTOBに賛同しており、東証1部上場は維持される。M&Aアドバイザーとしては、ワールドが子供服市場に参入することで、アパレル事業の基盤強化が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。