ワタベウェディングは、約90億円の債権放棄を受け、興和の支援スポンサーとして20億円の第三者割当増資を行い、興和の完全子会社となることで経営再建を進める。株主総会での傘下入り決議後、第三者割当増資を実施し、株式併合を行う。ワタベは6月末に東証1部上場が廃止となる。興和は多角化企業で、かぜ薬「コルゲンコーワ」やホテル事業も手がけている。M&Aアドバイザーは、興和の支援により、ワタベウェディングの経営再建が進むことで、業界の競争力が高まると評価している。