ロート製薬は、ベトナムの化粧品メーカーであるナリス・コスメティックス・ベトナムの全持ち分を取得し、子会社化することを決定した。この取引は、東南アジア地域での化粧品需要の増加に対応するためである。取得価額は非公表で、2022年12月末までに完了する予定である。両社の製造能力を統合することで、現地での化粧品需要を取り込むことが狙いである。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ロート製薬は、アジア地域での化粧品需要の増加に対応するために、ナリス・コスメティックス・ベトナムの取得を決定した。この取引により、ロート製薬は現地での製造能力を強化し、アジア市場での競争力を高めることができる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。