香港の投資ファンド、ロングリーチグループが、富士通子会社の富士通コンポーネントを子会社化することを発表した。TOBを実施して株式75%を取得し、富士通は残りの25%を保有する。買付価格は1株あたり935円で、買付代金は32億円。買付期間は2018年7月26日~9月6日。M&Aアドバイザーとしてのコメントはない。
【追記】
M&Aアドバイザーとして、今回の取引は、ロングリーチグループが日本市場に進出するための重要な一歩であると言える。また、富士通コンポーネントは、パソコンの周辺機器を製造する企業であり、ロングリーチグループがアジア市場での拡大を目指す上で、重要な役割を果たすことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。