レカム、マレーシアの照明器具卸売業SLWを子会社化へ。海外進出において地元企業への販路開拓に注力。取得価額は約7億9500万円。取得予定日は2021年10月8日。

レカムがマレーシアの照明器具卸売業SLWを取得し、子会社化することを決定した。取得価額は約7億9500万円で、取得予定日は2021年10月8日。SLWはフィリップス・ブランドの照明機器販売でマレーシア国内約30％のシェアを持つトップ代理店である。レカムは海外事業において、日系進出企業向け販売にとどまらず、現地企業に対する販路開拓に力を入れている。M&Aアドバイザーとしては、レカムの海外事業拡大戦略において、SLWの取得が有効な手段であると考えられる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。