リネットジャパングループは、カンボジアのマイクロ保険事業を手がけるプレボアの全株式を取得し、子会社化することを決定した。プレボアは、低・中所得者層への社会的な保険サービスを提供するフランスの独立系保険会社であり、現在、カンボジア全土に18支店を持ち、約16万の契約顧客がいる。リネットジャパングループは、今後、プレボアを足がかりにカンボジアでの保険事業に参入し、将来的にはフルライセンスの生損保事業の展開を目指す。取得価格は非公表で、買収は2019年7月までに完了する予定である。
【M&Aアドバイザーのコメント】
カンボジアの保険市場は今後、成長が見込まれる分野であり、リネットジャパングループがプレボアを取得し、子会社化することで、同国での保険事業に参入することができる。また、プレボアは低・中所得者層への保険サービスを提供することで社会的な貢献をしており、リネットジャパングループがこれを引き継ぐことで、社会的な意義もある
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。