リケンと日本ピストンリングが2023年4月3日に経営統合することで基本合意した。共同持ち株会社「リケンNPR」を設立し、既存事業の収益力を強化するとともに、非自動車エンジン部品領域で新たな中核事業の創出を目指す。両社はいずれも東証プライム市場に上場する。経営統合の日程は10月2日に変更され、株式移転比率はリケン2:日本ピストンリング1.02に決まった。M&Aアドバイザーとしては、自動車業界の変革期において、新たな事業領域の開拓に注力することが重要であると考えられる。