RVHは、レディースウエア卸販売のラブリークィーンの全株式を衣料品販売のJroutに1000万円で譲渡することを決めた。譲渡日は2020年6月3日で、RVHは売却損失4億6000万円と債権放棄損7億4200万円を特別損失として計上する予定。RVHは、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化していたことが理由とされている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:RVHがラブリークィーンの株式をJroutに譲渡することで、RVHは業績改善に向けた戦略の見直しを進めることができる。一方で、Jroutは新たな事業展開の機会を得ることができる。M&Aは、企業の成長戦略において重要な手段の一つであり、今後も注目されることが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。