ライクは、保育事業を手掛けるライクキッズに対してTOBを実施し、全株を取得して完全子会社化を目指す。TOBに賛同を表明したライクキッズは上場廃止となる見通し。買付価格は1株1005円で、買付予定額は最大52億5628万6680円。買付期間は2020年6月10日から7月21日まで。M&Aアドバイザーとしては、ライクが保育事業の拡大を目指す上で、ライクキッズの完全子会社化は戦略的な決断であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。