ヨネックスがストリングマシンメーカーの東洋造機を子会社化することを決定。2018年11月1日に51%の株式を取得し、2019年12月25日に残りの49%を取得して100%子会社化を目指す。取得価額は3億6000万円。東洋造機はストリングマシンを製造し、ヨネックスが公式ストリンガーを務める国際大会でも使用されている。ヨネックスは一貫製造体制を構築するために、ストリングマシンを含めたグループ内での製造を目指す。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ヨネックスは、自社製品の品質向上を目指し、ストリングマシンメーカーの東洋造機を子会社化することで、一貫製造体制を構築する戦略を取った。このM&Aは、ヨネックスの競争力強化につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。