ヨシムラ・フード・ホールディングスが林久右衛門商店の全株式を取得し、子会社化することを決定した。林久右衛門商店は、削り節やだしを製造・販売する老舗企業であり、海外で和食需要が高まる中、同社の商品は高く評価されると期待されている。取得価額は7億1400万円で、取得予定日は2022年12月12日。林久右衛門商店は、鰹節専門店としてのブランドを確立し、独自の伝統製法による削り節や無添加だしパック、最中に入ったお吸い物などが人気商品となっている。同社のギフト品は全国の百貨店で贈答品として愛用されている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ヨシムラ・フード・ホールディングスの林久右衛門商店の買収は、和食需要が海外で高まる中、同社の商品が高く評価されることを見込んでの戦略的な買収である。また、林久右衛門商店のブランド力や独自の伝統製法による商品開発力を活かし、ヨシムラ・フード・ホールディングスの事業拡大につな
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。