ユーザベースは、米国のオンライン経済情報メディア「Quartz」事業から撤退することを発表した。Quartzの全株式を新会社に譲渡し、譲渡価額は非公表。Quartzは、新型コロナウイルス感染症の影響で苦戦し、買収当初に掲げた3年間で黒字化という目標の達成が困難になったことから、事業撤退を決断した。ユーザベースは、経営資源を「SPEEDA」と「NewsPicks」に集中する。M&Aアドバイザーとしては、今後も事業の収益性や成長性を見極め、適切な投資先を選ぶことが重要である。