ユニマットグループ傘下の介護事業会社、ユニマット リタイアメント・コミュニティは、大株主であるユニマットライフから株式の非公開化を目的にTOBを受けることを発表した。買付代金は約60億7000万円で、買付価格は1株につき1400円。買付期間は2月10日から3月25日まで。ユニマットグループのリゾート事業と介護施設などの事業を融合し、多世代共生型シニア住宅の展開につなげる予定。M&Aアドバイザーとしては、ユニマットグループの事業戦略に沿った買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。