投資会社のユニゾン・キャピタルが、精神科領域の訪問看護事業を手がけるN・フィールドを完全子会社化するために、TOBを実施することを発表した。買付代金は約155億円で、買付予定数は1292万5434株。買付期間は2月8日から3月23日までで、公開買付代理人は野村証券。N・フィールドはTOBに賛同している。M&Aアドバイザーとしては、ユニゾン・キャピタルが成長事業への経営資源を集中するために非公開化を適切と判断したことが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。