ユアサ商事が富士重工ハウスの全株式を取得し、子会社化した。富士重工ハウスはコンテナハウスの製造に特化しており、災害対策や農業分野での利用など、建設現場以外でも需要があるとされる。ユアサ商事は商品開発段階から関与し、コンテナハウスの可能性を追求する。富士重工ハウスは「富士クオリティハウス」に社名変更した。
【M&Aアドバイザーのコメント】
富士重工ハウスのコンテナハウスは、需要が拡大している分野であるため、ユアサ商事の子会社化は戦略的な買収と言える。商品開発段階から関与することで、よりニーズに合った製品開発が可能になり、市場競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。