ヤマダ電機が、注文住宅建築のレオハウスを買収することで基本合意したと発表した。取得価額は未定。ヤマダ電機は、住宅や家具、リフォームなどの売場を充実した新業態「家電住まいる館」の展開を加速するため、住関連のM&Aを推進している。レオハウスは、住宅事業の中核子会社であるが、受注の落ち込みなどで赤字が常態化していた。取得価額は4億8900万円で、取得予定日は2020年5月14日となっている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
ヤマダ電機は、少子高齢化や人口減、ネット社会の進展などを踏まえ、住関連のM&Aを推進している。今回のレオハウスの買収により、家電住まいる館の展開を加速し、住宅事業においても強化を図ることが期待される。また、レオハウスの親会社であるナックは、多角経営を進めてきたが、住宅事業においては苦戦していた。今後は、ナックが持つ他の事業に注力し、経営
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。