モブキャストホールディングスが、料理家の栗原はるみさんが経営するゆとりの空間を子会社化することを決定した。取得価額は3億円で、株式の60.2%を取得する。ゆとりの空間は、生活雑貨ショップやレストランの経営などを手掛けており、モブキャストは同社のブランド資源を高く評価している。ネット事業や企業経営のノウハウを注入し、中長期的な成長を見込んでいる。
【M&Aアドバイザーのコメント】
栗原はるみさんが手掛けるゆとりの空間は、生活雑貨やレストランなど、多角的な事業展開を行っており、そのブランド力は高いと評価されています。モブキャストホールディングスが子会社化することで、オンラインショップの運営強化などにより、更なる成長が期待されます。今後も、M&A市場において、多角的な事業展開を行う企業の動向に注目が集まることでしょう。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。