メニコンは、医療用機械器具の販売・輸出入を手がける板橋貿易を子会社化することを決めた。これにより、成長著しい中国市場に本格進出し、コンタクトレンズ事業の拡大を目指す。取得価額は35億6000万円で、取得予定日は2021年1月8日。メニコンは中国でオルソケラトロジーレンズやケア製品を販売している。M&Aアドバイザーとしては、メニコンの中国市場進出による成長戦略の一環として、今後の展開に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。