メニコンがイタリアのコンタクトレンズ・ケア用品メーカーSOLEKO S.p.A.の全株式を取得し、子会社化した。SOLEKOはイタリアの使い捨てレンズ市場で成長が続いており、メニコンは欧州での売上の60%を占める。取得価額は非公表で、取得日は2019年10月1日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:メニコンは欧州市場での強化を図るため、SOLEKOの買収を行った。SOLEKOの強みである1日使い捨てタイプのレンズを取り入れることで、メニコンの製品ラインナップの拡充が期待される。また、イタリア市場での知名度も高まることが見込まれる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。