メドレーは、電子カルテシステム開発のパシフィックシステムの株式80%を取得し、子会社化することを決めた。パシフィックシステムが強みとする中小病院向け電子カルテは普及が進みつつあるものの、紙カルテが依然主流で、今後の有望分野とみている。取得価額は8億2300万円で、取得予定日は2021年1月4日。メドレーは、医療ヘルスケア分野でのデジタル活用を加速するため、パシフィックシステムを傘下に取り込む。M&Aアドバイザーとしては、メドレーの戦略に合致する買収であると評価できる。