メディアドゥはRIZAPグループ傘下の出版社、日本文芸社を15億1500万円で全株式取得し、子会社化することを決めた。日本文芸社の出版コンテンツとメディアドゥのデジタルコンテンツ流通・配信事業を掛け合わせ、相乗効果を追求する。取得予定日は2021年3月30日。RIZAPグループは成長事業に経営資源を集中させるため、相乗効果が見込めず、短期的な収益改善が難しい子会社・事業について縮小・撤退、売却を進めている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:RIZAPグループが成長事業に経営資源を集中させるため、相乗効果が見込めず、短期的な収益改善が難しい子会社・事業について縮小・撤退、売却を進めていることは、経営戦略の一環として理解できる。今後も、企業が自社の強みを活かし、相乗効果を追求するためのM&Aが増加することが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。